■四川料理の豆知識
◆四川料理の豆知識
四川料理は揚子江の上流、四川省で発達した料理です。
四川は盆地であるために暑さが厳しく、疫病の防止や毒消しとして香辛料を多く用いるようになったと言われています。
また、四川料理は素材の豊富さもさることながら、五味八珍と言われ、巧みな味付けに長けた調理人が一つの料理に30~40種類もの調味料や香辛料を使うという、まさに驚きの料理なのです。
戦前の日本では、四川料理はほとんど知られていませんでした。当時の中国料理と言ったら北京料理、上海料理、広東料理などがほとんどでした。昭和33年にようやく本格的四川料理を謳った最初の店が新橋に開店しました。
昭和47年の日中国交回復から数年を経て、日本人が中国各地を自由に旅行できるようになり、中国奥地の四川省にも観光客が出かけるようになりました。観光を通 して本場の「四川料理」を味わう日本人旅行者も増え、やがて「麻婆豆腐」や「棒棒鶏」などの代表的な四川料理とともに、日本でも本格的四川料理を食べる事の出来る中国料理店が数多く開店したのです。
◆四川料理の香辛料

四川料理は辛味の強いことで知られています。
この味の源になっているのが、ピリピリ感を出す中国山椒(麻:マァ)と、辛味が強く赤い四川料理の色を作る中国四川唐辛子(辣:ラァ)です。四川唐辛子は日本の唐辛子(鷹の爪ともいう)とは大きさが異なり、小さいピーマンくらいの大きさと太さがあります。
◆中国4大料理の分布と四川地方

A. 四川地方
中国4大料理の一つである四川料理の地方は、雲南、四川など中国の内陸部を指します。
この地方には大きな盆地があり、内陸性気候で寒暑の差が激しく、そのため食物の保存や貯蔵法が大変発達したといわれています。
日本で有名な搾菜(ザーサイ)も、この地方の特産となっています。
